【福島から女性たち10人以上が参加。もうひとつの住民説明会150名の参加で大成功!】 おおい町でもうひとつの住民説明会 福島の被災者、体験談など語る

以下,転送します。

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福島からは女性たちなど10人以上が参加。東京からもたんぽぽ舎など10人以上が参加。
分かっているだけでも千葉や兵庫などからも参加者があり、資料配布で150名の参加が確認されています。

福島の女性たちの報告(計5人)は感動的でした。
会場からの発言はすべて地元の方たちから。20人くらいの地元の方が参加していたのではというお話でした。
特に最後に涙ながらに発言されていたおおい町のお寺の住職の方からの訴えは圧巻でした!
これまで2回行われたおおい町での集会実績70名分の資料を用意していた主催者側は、何回も追加資料のコピーに走り回るなど大変であったと後の
慰労会でお聞きしました。
今回の150名の参加者は現地でこの説明会を準備してきた地元の脱原発派の方々を限りなく励ますと共に、おおい町に再稼働反対派の運動の橋頭堡
が築かれたという意味で、画歴史的なイベントとなりました。
今後の現地の運動の発展をどう暖かく近隣から支援していけるのかが問われています。
 


福井新聞http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/34891.html
東京電力福島第1原発事故を体験した福島県の被災者を招き、関西電力大飯原発3、4号機再稼働(福井県おおい町)についてあらためて考える
「もうひとつの『住民説明会』」が26日、福井県おおい町本郷のあみーシャン大飯で開かれた。
県内外の原発について考える市民団体や有志らでつくる実行委員会が主催、約140人が参加した。
福島県富岡町から水戸市に避難している木田節子さん(58)ら5人の女性が訪れ、当時の体験などを語った。

木田さんは、福島事故後、「原発は経済のために必要だ」と考える原発作業員の息子と必要性について対立し疎遠となったエピソードを紹介。
原発は政治家が自分たちの利権のためだけに作った」と主張し「国が責任を持って後始末すべきだ」と訴えた。

また京都大原子炉実験所元講師で原子力技術の専門家小林圭二さん(73)と、関西学院大准教授で経済学の専門家朴勝俊さん(38)による原発
放射能、地域経済と雇用についての講演もあった。

25日夜には原発設置反対小浜市民の会が、同市働く婦人の家で同様な集会を開き、県内外から約40人が参加した。被災者の黒田節子さん(6
1)=福島県郡山市=は「住宅ローンや、仕事の関係で、避難したくてもできない人も多い」など被災地の現状を訴えた。

読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120527-OYT8T00030.htm
大飯原発3、4号機の再稼働問題を考えようと、おおい町で26日、反原発団体主催の「もうひとつの住民説明会」が同町本郷の「あみーシャン大
飯」であり、福島第一原発事故の避難者や現地で脱原発運動などに取り組む女性5人が、放射線被害の実情などを踏まえて「拙速に再稼働を認めな
いでほしい」と訴えた。 
町民ら約80人が参加。福島の原発がある福島県富岡町から水戸市に避難している木田節子さん(58)は「原発難民になって分かったことは、弱
い者にしわ寄せが来るということだ」などと故郷を追われる人々の辛苦を吐露。
郡山市の森園和重さん(50)は「食品への不安が強く、水道水は一切飲んでいない」と強調。
放射線被害に伴う避難について、高齢者と若者で意見の食い違いが起きているとし、同市の黒田節子さん(61)は「意見の対立で家族も分断され
た」と悔しそうに話した。 
会津地方の盆踊り「かんしょ踊り」を披露する女性も。
年貢の過酷な取り立てに対する民衆の怒りが込められた踊りで、福島市の椎名千恵子さんは原発事故の悲しさを詠んだ詩も朗読。
「山と海に恵まれたおおい町原発のない生きる力を取り戻してほしい」と呼びかけた。 
25日夜も同じ避難者らの講演が小浜市であり、市民約40人が駆けつけた。
参加者の1人は「第2の福島にしないためにも声を上げていく必要がある」と話していた。(2012年5月27日 読売新聞)

スポーツ報知http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120526-OHT1T00225.htm
おおい町原発再稼働考える集会 
東京電力福島第1原発事故で福島県を離れた避難住民や専門家の話を聞いて、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題を考え
る「もう一つの住民説明会」が26日、おおい町で開かれた。 
再稼働に反対する関西圏の市民団体などが主催。町民ら約140人が参加し、意見を交わした。 
福島県富岡町出身の木田節子さん(58)ら4人が体験を語り「原発事故でどんなことが起きるのか知ってほしい。
再稼働の是非を判断する前に、福島の現場を直接見てほしい」と訴えた。 
元京都大原子炉実験所講師の小林圭二氏は「大飯原発には、福島第1原発にさえあったベント(排気)設備や免震重要棟などの安全装置がない」と
指摘。
経済が専門の関西学院大・朴勝俊准教授は「海外では廃炉ビジネスが成立している。
原発を止めても地元が困窮することはない」などと説明した。 おおい町民の女性(74)は「やっぱり原発は怖い。国は地元に責任を押しつけ、
不誠実だ」と話していた。