放射性セシウム:福島原発20キロ内、魚23種基準値超え

http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20120829k0000m040067000c
 東京電力は28日、今年3〜8月に福島第1原発から20キロ圏内の海で採取した魚介類の検査結果を発表した。検査した55種のうち、コモンカスベやヒラメなど23種で放射性セシウムの最大値が一般食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えた。
 東電によると、6カ月間で魚類ごとに計419回測定し、このうち全体の38.2%に当たる160回で基準値を超えた。最大値は8月1日に採取したアイナメの1キロ当たり2万5800ベクレルだった。同原発から20キロ圏内では現在も漁業が禁止されている。【鳥井真平】